電気錠システムから扉廻りの金物などお困りの際はご相談ください。
家の安全安心を守る防犯設備からその他設備の点検場所と点検方法
一年に一度の年末の大掃除と同様に、家の設備の点検も一年に一度程度は実施したいものです。なぜなら、家庭の安心安全に欠かせない防犯設備の場合も、故障や不具合などは突然発生します。予期せぬタイミングでのトラブルが次のトラブルの原因になることも考えられます。では、どんなところを点検すればよいでしょうか。
まず点検すべきところは、防犯設備になります。具体的には、玄関ドア、窓、裏口などが挙げられます。これらは家の開口部と呼ばれる場所で、いわば屋内への出入りが可能な場所。ここが頑強であれば不審者の侵入を防ぐことができます。
特に重要なのがドア周り、その中心がドアの鍵。戸建てや集合住宅を問わず、玄関は侵入窃盗犯罪における侵入口として選ばれやすい場所なのは言うまでもなく、最も多い侵入手口である「無施錠(鍵がかかってない状態)」という住人のミスを除いても、犯罪企図者による「サムターン回し」「ピッキング」など玄関を狙った侵入の事例は限りがありません。
さらにドアやドアの丁番、ドアクローザなどのドア周りも、ここに不具合が存在すると鍵や錠前に影響する可能性が高く、点検する場所として忘れてはなりません。
ドア周り以外の点検も大切です。主に屋外設備が多く、インターホン、ポスト、宅配ボックス、センサーライト、防犯カメラなどがそれ。屋外に設置している機器や設備は、温度の変化や風雨に曝されるなど、屋内環境のものよりも不具合が生じやすいリスクを抱えます。
また、防犯設備の点検する際、家の外へ出て、客観的な目でご自宅の防犯設備を考えてみることも重要です。建物の周囲の整理や清掃の状態はどうか、植栽は見通しが効くように剪定されているか、不要物などがないか、接近の制御や監視性の確保なども点検すべきポイントです。
点検のポイントの第一は、いずれの設備にしても、まず必要な場所に必要な設備があるかどうかです。なければ必要性を検討したほうが良いですし、設置されていれば不具合や故障がないかを確認します。
賃貸の場合は、点検・見直しの範囲は共用部分にまで及ぶこともあるでしょう。何か不具合や破損、気になる点がある場合は、管理会社や大家さんにまず相談しましょう。自ら対応した場合、その後他で不具合が出た時など、自己判断の作業自体に責任がかかる可能性もありますので注意が必要です。
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賃貸住宅、戸建て、集合住宅に関わらず、錠前など専門性が高い箇所は、専門店などプロに判断してもらいましょう。気になる点、不安に感じる箇所など、まず相談を。放置、自己判断はせず、自己修理も十分注意して行いましょう。